「ファッション通信」という番組をご存じでしょうか？長寿番組のひとつです。今もＢＳで視聴できるはずです。

30年以上まえの話です。仕事仲間のフランス人女性が教えてくれました。パリコレのオートクチュールは、なぜキンキラキンの作品が多いのかを。

私も不思議に思っていました。「ファッション通信」を見るたびに、オートクチュールコレクションだけは異常にラメ素材が多用されていたのです。

答えは「アラブの大富豪のため」でした。自家用機でフランスに乗りつけ、作品すべてを買い取っていくのだそうです。アラブの大富豪はキンキラキンが好きなのです。似合いそうな気もします。

さて日本。大人の女性は、どんな色がふさわしいのか。

ここからは私の持論です。私が大人の女性に対して好印象を感じる色の話です。

それは日本の伝統色です。スモーキーでまろやかな、独特のニュアンスを感じさせる色のこと。女性が年齢を重ねるほどに似合う気がするのです。ピンクならちょっぴりグレーやベージュを含んだ色です。ホワイト系ならオフホワイトです。

着物特有の‟伝統色の世界”にも目を向けてみてください。新たな自分発見ができると思いますよ！

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