2020年9月21日
衣服が僧侶をつくる
『衣服が僧侶をつくる』……ソニア・リキエル
ニットの女王と謳われたソニア・リキエルは文章家でもありました。彼女は独特の詩的なファッション・エッセイを数多く遺しています。
冒頭の一文は、本来は「衣服が僧侶をつくるわけではない」ということわざをパロディに仕立てたものです。ことわざでは「ひとは外見によらない」となるのですが、ソニアは「人は外見です」と断言しているのです。
『美しい服、それは語るべきことを、語るべき言葉、語るべき声で、語るべくして語る女優だ』
女性はお洋服ひとつで、メイクひとつで生まれ変われるほど心の機微(きび)が変化する生きものです。。
諸行無常のことばのように、ソニア自身による作品は半世紀にわたる歴史に幕を閉じましたが、彼女の名前は消えることはありません。2018年、パリ市内の一角に、彼女の功績をたたえ「ソニア・リキエル通り」が誕生したのです。
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