「ねぇねぇ、見て見て」と、スマホに取り込んである古い写真を見せる女性がいます。子供のころの写真なら「へぇ〜、めちゃくちゃ可愛かったんだね！」と相づちが打てます。

問題は二十歳前後の、美貌がMAX状態の写真を見せる女性です。今現在、美人に見えない人の特技です。相手が喜ぶと思ったら大間違いです。完ぺきに「勘違いおばさん」を印象づけるだけです。

若いころの写真や、スリム体型の写真を見せる人は、自身が下り坂だということを認めている証拠なのです。今の自分に自信が持てないからです。会話は昔の話が多くなります。

美にこだわることは悪いことではありません。大切なのは、未来の自分を信じることです。こだわるのは未来の美です。

80代の草笛光子さんが写真集を出しました。これには年配の方だけでなく、若い女性も絶賛しました。

いくつになっても今の自分に自信を持つことと、未来の美を追い求める気持ちがある人が美人なのです。

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