2020年12月19日
ゆっくり着実にやせるフランス流ダイエット
『フランス女性は太らない』の著者、ミレイユ・ジュリアーノ女史はスーパーでお買い物をする際の心得を説いています。それは以下の二つ。
1.月に二度、スーパーマーケットで大量に買い込むことはしないこと
2.食材は翌日、あるいは二日後に必要なものだけを買うこと
考えたら、昭和の時代のお買い物風景と重なる気がします。どこの町にも八百屋さんがありました。歩いてすぐの距離に、または自転車で数分の場所に。
車でわざわざ買い出しする主婦は少数だったはずです。明確な線引きはできませんが、どこかでアメリカナイズされてきたのですね。
25歳の体型を維持し続けるフランスの中年女性は、‟旬のモノと鮮度を重視した食材”を選ぶことに徹します。
そして、食事に集中します。
きちんとテーブルにつき、座って食べること。あたりまえのようですが、そのために皿にこだわり、美しい盛りつけにもこだわります。「五感」を駆使して料理を味わうのです。
食べる際はテレビを見たり、新聞を読んだりしません。食べているもの、香りのことだけ考え、ひと口ひと口を味わい、数口ごとにナイフとフォークを置く癖をつけ……
ここまでくると「そんなの無理!」と大多数の人が思うでしょう。(よほど高貴な家柄に生まれないと私も無理だと思います)
わかりました。次回、「これならできる」というフランス流ダイエット法をご伝授いたしましょう。
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