フランス女性が追い求める恋のお相手、それは「愛すべき道化者」とミレイユ・ジュリアーノ女史は明言します。

愛すべき道化者ってなに？

答えは‟おもしろくて、笑わせてくれる恋人”のことです。（明石家さんまさんや高田純次さんなら、フランスでも絶大な人気を得られるでしょう）

なぜフランス女性はそう考えるのか？理由は「笑いは若さの秘訣」という文化があるからです。格言でもあります。

フランス人は、「笑い」は肉体的および精神的な快楽ととらえます。「笑い」は人をリラックスさせ、刺激し、開放感を与え、官能的なのです。（官能的という表現がいかにもフランス文化です）

ジュリアーノ女史は著書のなかでこう記します。

「笑いは野生のキノコのようなものだ。向こうからはやって来ない。人生という冒険をつねにワクワクするものにしておくために、頭を空っぽにして探しに行かなくてはならない。友情でも恋愛でも、楽しませてもらうのをじっと座って待っているべきではない。率先して、楽しめる相手と会う約束をしよう」（出：『フランス女性は太らない』）

笑いは体内の美容体操です。血液循環を改善し、むっつりと座っているよりもたくさんのカロリーを燃焼します。

現代医学が笑いの効能を証明するはるか以前から、フランス女性は知っていたのです、何歳になっても28歳のスタイルを維持する方法を。

日本でも、半世紀前から「愛すべき道化者」を探し求めた才人がいました。

次回はそのお話を！

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