フランス流ダイエットの鍵(かぎ)

「自分をだますこと」、それがフランス流ダイエットの鍵です。ひいては健康的な道を歩むことにつながるそうです。

日本でも古くは貝原益軒による「養生訓」が有名です。ただしこちらは食の節制が基本。目指すところは同じですが、フランス女性はたっぷり食べていても、ほっそりした体型を保つことに喜びを感じます。

ではフランス流ダイエット法の第一段階とは?それは「三週間にわたって食べたものの一覧表をつくること」から始まります。

日本でも同じことを推奨する管理栄養士さんがいらっしゃいますが、フランス流は「食べ物の正体を見極める」ことに重点が置かれます。肉体を調整するチャンスととらえ、明らかに不必要な食べものの「犯人」を見つけるのです。

なんとなく、流行りの「断捨離」に似ています。自分の目から見て過剰に思えるものは何か?を考えるのです。

第二段階。日々の食事で何をいちばん楽しんでいるか答えを見つけることです。禅問答のようですが。

その過程で、あることに気がつきます。食べ物をもっとも楽しめているのは、たいてい最初の数口だということに。

第三段階。少ない量で、人生のうっとりするような贅沢が味わえる食べ物の選択です。(この段階で、やめられないとまらない「かっぱえびせん」は除外されます)

‟フランス女性は頭で食べる”という意味がなんとなくおわかりいただけたでしょうか?

では続きは次回に。

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ikki
  • ikki
  • 30年以上にわたり、東海三県下の月刊タウン誌・新聞等でファッションコラムを連載。また30年近く西式健康法・甲田療法を実践中。心と身体の関連性を説き、ダイエットと姿勢矯正に絶対的な自信を持つ。愛知県下に門下生を多数輩出している。
    ブティック経営とともに、コラムニストとグラフィックデザイナーの顔も持つ。